観光客向けのお洒落なレストランもいいですが、たまには「リアルなベトナムの日常」を味わいたくなりませんか?
今回はダナンで訪れた、かなりディープなローカルシーフード店「NamDanh」を紹介します。
アクセス
ホテルから北上してタクシーで約10分。ただし大通りから細い脇道に入った先にあるため、タクシーは途中までしか入れません。
そこから徒歩7分ほど歩く必要があります。看板も控えめで通りに紛れ込んでいるので、Googleマップの位置情報を頼りに進むのが確実です。

細い路地に入っていく道中は「本当にこの先にお店があるのか」と少し不安になりますが、それも含めてローカル感が味わえるアプローチだと思います。
NamDanhの衛生面は正直かなり攻めている
先に正直に言っておくと、衛生面はお世辞にも良いとは言えません。店内をゴキブリが普通に歩いていますし、食べ終わった殻やゴミはそのまま床に捨てるスタイルで、周りの席の床にも殻が散乱しています。

日本の感覚だと最初は面食らうと思いますし、虫が苦手な人は入店した瞬間に驚くかもしれません。
ただし不思議なことにトイレだけは驚くほど綺麗に管理されていて、そのギャップにも驚かされました。
ちなみに実際に食べてお腹を壊すようなことはなかったので、過度に心配しすぎる必要はないと思います。現地の人たちも普通に食事を楽しんでいる様子から、味と衛生面は別問題として割り切っている印象を受けました。
言葉は通じないが日本語メニューはある
店員さんは英語がまったく通じませんでしたが、日本語メニューが用意されていたので、指差し注文で問題なく乗り切れました。

それでも心配な場合は、翻訳アプリのカメラ機能などを準備しておくと安心です。会計もメニューの金額をそのまま指差しで確認できたので、言葉が通じなくても大きなトラブルはありませんでした。
目玉はシャコ(時価)
このお店の目玉はシャコです。
値段は時価で、訪問時は1kgあたり60万ドンでした。初めてだったので、まずは半分の500gを茹でてもらって注文。
見た目はハサミや棘のあるフォルムでかなりグロテスクなのですが、殻を剥いて備え付けのスパイシーソースにつけて食べると、多少の生臭さはあるものの、しっかりした歯応えがあって美味しかったです。

尻尾側から上半身に向かって殻を剥いていくと身が取り出しやすく、慣れてくると次第に手つきもスムーズになっていきます。ただ正直に言うと、後述のエビの方が個人的には満足度が高かったです。
エビとカニも絶品
- エビのガーリック焼き&素焼き:7〜8万ドン程度。大ぶりで身が締まっていて非常に美味しい
- カニ(時価、シャコと同料金帯):見た目より身がぎっしり詰まっていて食べ応えがあり、蟹味噌も濃厚で美味


どちらも現地の相場からするとかなりボリューミーで、シーフード好きなら間違いなく満足できるはずです。辛いソースとの相性も良く、ビールがどんどん進んでしまう組み合わせでした。
訪れる際のワンポイントアドバイス
このお店を選んだきっかけは、YouTuberでした。ガイドブックには載っていないタイプのお店なので、事前情報がないと自力でたどり着くのはかなり難しいと思います。
訪問する際は、店名とおおよその住所をスクリーンショットで保存しておき、Grabのドライバーや現地の人に見せながら道を確認するのがおすすめです。
また虫が極端に苦手な人や、衛生面にどうしても抵抗がある人にはハードルが高いお店であることも正直にお伝えしておきます。逆に多少のことは気にせず「現地の空気ごと楽しみたい」というタイプの旅行者には、間違いなく刺さる体験になるはずです。
注文のコツ
シャコもカニも時価のため、値段が気になる場合は注文前に1kgあたりの金額を確認しておくと安心です。

今回はどちらも初めてということもあり、まずは半分の量で試してみましたが、複数人でシェアするなら量を調整しながら色々な種類を頼んでみるのも楽しいと思います。
ちなみに完全に地元民だけのお店というわけではなく、口コミで訪れる観光客もそこそこいる様子でした。とはいえ観光地化された派手さは一切なく、あくまで「ローカルのシーフード食堂」という雰囲気は保たれています。
まとめ
- 衛生面はかなりワイルド(ゴキブリ出現、床に殻を捨てるスタイル)
- 実際にお腹を壊すことはなかったので過度な心配は不要
- 日本語メニューがあるので注文は意外とスムーズ
- シャコ・エビ・カニどれも安くてボリューム満点
- 場所は分かりづらいのでGoogleマップ必須
「小綺麗な観光客向けのお店に飽きた」「現地の人と同じ空気でシーフードを楽しみたい」という方には、間違いなくおすすめできるお店です。

